東北大学 緩和医療学分野

入局について

入局概要

教授からのメッセージ

緩和医療学分野のホームページへようこそ!

初めまして、緩和医療学分野教授の井上です。
当分野では、研修を修了して間もない若手の医師のみならず、卒後10年前後の中堅医師の方の入局も大いに歓迎いたします。

これまでの数多くの臨床経験をふまえて、患者さんの苦痛により親身に寄り添える皆さんの力を、是非とも東北地区の緩和医療の発展にお役立て下さい。

これまで特に緩和医療(緩和ケア)に関連した臨床現場で働いた経験がない方でも、経験豊富な当科医師の指導のもと緩和ケア病棟で勤務いただくことで、比較的短期間で基本的な緩和ケアスキルが身につくはずです。重要なのは、謙虚に学び続ける姿勢と周囲との協調性です

当分野は、臨床研究にも力を入れておりますので、全国的な臨床研究に参加しつつ、自らも魅力的な研究を立案・遂行して緩和領域における新たなエビデンスを生み出すことも可能です。内容によっては、それらの論文によって博士号を取得することもできます(井上も大学院を経ずに臨床研究で博士号を取得した一人です)。

将来的な勤務先についても心配には及びません。ご存知のように、今後日本は超高齢化社会(多死社会)に向かうのが確実で、各地域の中核病院や在宅医療施設において緩和ケアの専門家が引く手あまたの状況となるのは目に見えています。国も「がん対策基本法」に基づき、緩和ケアの普及に向けて積極的に取り組んでいますし、一方で高額な抗がん剤治療などについては将来的には抑制の方向へ進むと井上は予想しています。

以上のように、当分野へ入局いただくメリットは多々あるかと思いますが、先ずは気軽に下記までご連絡いただければ幸いです(都合が合えば、ご飯でも食べながらお話しましょう)。

連絡先

東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1
井上 彰

Tel: 022-717-7366 Fax: 022-717-7367

Email:

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