緩和医療学分野のホームページへようこそ!
初めまして、緩和医療学分野教授の井上です。
皆さんは「緩和医療(緩和ケア)」にどのようなイメージを持っていますか?
痛みで苦しむ末期がん患者さんが安らかな最期を迎えられるよう手を尽くすホスピスケアを想像する方が多いように思いますが、実は「重い病気で苦しむ患者さん(とご家族)はすべて緩和ケアの対象」です。
大事なことは、「重い病気」=「治らない病気」と限定する必要もないということです。治せる状態で見つかった病気でも、初期の苦痛を十分に取ってあげられなければ患者さんは疲労困憊し、必要な治療を十分受けられずに、結果的に命を落とすことにもつながります。
国も政策として「がんと診断された時からの緩和ケア」の普及に努めていますが、私たちは「国立大学病院で最初に緩和ケア病棟を設立した施設」として、緩和ケアの診療、研究、教育に尽力しています。
このホームページが皆さんのお役に立てれば幸いです。
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